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更新日:2024年11月12日 ページID:042930
福祉部 福祉総務課
令和6年度第1回 長崎市社会福祉審議会(高齢者福祉専門分科会)
令和6年10月2日(水曜日) 19時00分~
市役所7階 2階多目的スペース
(1)令和5年度の介護サービス等の状況について
(2)第8期介護保険事業計画における計画値と実績値(R3~R5)について
〇分科会長の選出
・委員の互選により分科会長は 中谷 晃 委員に決定
〇職務代理者の指名
・分科会長の指名により職務代理者は 井口 茂 委員に決定
(1)令和5年度の介護サービス等の状況について
(2)第8期介護保険事業計画における計画値と実績値(R3~R5)について
・事務局より報告
【主な質疑・応答】
(委員)高齢者人口に占める要介護・要支援認定者数の割合である認定率について、令和5年度の計画値より実績値が低くなっており、元気な高齢者が増えてきているということであったが、数値の分析をもう少し詳しく聞かせてもらいたい。
(事務局)認定率を見ると、実績値が21.8%で計画値が22.8%となっており、認定率が1%計画よりも良くなっているというところは大きいという分析をしている。また、要介護・要支援認定者数を見ると、約1,500人認定者が見込みより減っているため、今までの見込みと比べて元気な高齢者が増えてきているというのは事実だと考えている。
(委員)令和6年度の介護報酬改定で、訪問介護報酬がマイナス2%になっている。報酬が少なくなるということはそこに従事する人たちがいなくなるということに繋がっていくのではないかと思うが、長崎市はこれからどういう対応をしていくのかを聞かせてもらいたい。
(事務局)訪問介護の報酬が下がって経営状況が厳しくなっているというのは長崎市としても認識しているし、令和6年度の途中でも廃止や休止が増えてきているというのは事実だと考えている。今後、県も含めて、介護職員が働きやすい職場づくりや報酬体系をどうするかなどを事業者の御意見も伺いながら次の報酬改定に向けて、国に対し要望等を出したいと思っている。
(委員)地域支援事業等の中の計画値と実績値に開きのある事業に関して、計画値と実績値の差を今後どのようにしようと思っているのかを聞かせてもらいたい。また、生活援助サービスは担い手不足というのが深刻な状況である。その辺も含めて、計画値と実績値の差を今後埋めていくというのであれば、どのような計画を持っているのか聞かせてもらいたい。
(事務局)コロナの影響で訪問系のサービスが提供しにくかったという現状があるが、昨年度から徐々に回復の見込みが出ている。第9期介護保険事業計画を策定した際には、実績に応じた計画値ということで計画値を見直した。ただ、必要に応じたサービスの提供は必要だと考えているため、これからの3年間をしっかりと取り組んでいきたい。
(委員)成年後見制度利用支援事業について、令和5年度の申立件数が年間計画では17件で実績が4件ということだった。この差についてどのように分析しているかということを教えてほしい。また、中核機関は今年度から動き始めたばかりだとは思うが、現状の様子が分かれば教えてほしい。
(事務局)確かにこれまで、本当に支援が必要な方の申立てに繋がっていないのではないかという御意見をいただいていた。長崎市としても、中核機関を設置するということを考えており、今年度から長崎市社会福祉協議会と調整をして中核機関を設置している。
長崎市社会福祉協議会に委託してから毎月報告書をいただいており、担当者同士のミーティング等も設けられている。相談件数としては、月に約30件で、現時点では市長申立にまではいかず、本人申立や親族の申立というところで対応をしてもらっている。
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