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長崎市大規模盛土造成地マップ

更新日:2019年7月22日 ページID:032521

大規模盛土造成地マップ

はじめに

 平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、平成16年の新潟県中越地震などの大地震において、大規模盛土造成地の一部で、がけ崩れや土砂の流出等による被害が生じた事例が報告されています。
 長崎市では、市民の皆様に身近にある大規模盛土造成地の場所を知っていただくことで、普段の生活の中で目にする擁壁や斜面に目配りをするなど、防災意識を高めていただくために「大規模盛土造成地マップ(マップ)」を作成しました。
 マップの作成にあたっては、土地の造成前の旧地形図(最古は昭和29年)と造成後の直近の地形図を重ね合わせて、その標高差のデータから盛土造成地を抽出し、大規模盛土造成地の所在を示しています。(※宅地以外の農地、運動場等は対象外)
 なお、マップにて表示した部分は、単に大規模盛土造成地に該当する概ねの所在を示すものであり、大地震時の危険な場所を示すものではありません。また、特別な制限や手続き等もありません。

※詳しくは国土交通省ホームページ(新しいウィンドウで開きます)をご覧ください。

大規模盛土造成地とは?

 盛土造成地には、谷埋め型盛土や腹付け型盛土があり、谷埋め型は、谷や沢を埋めたため、盛土内に水の浸入を受け易く、形状的に盛土側面に谷部の斜面が存在することが多い特徴があります。また腹付け型は、傾斜地盤上の高さが高い特徴があります。
 その盛土造成地のうち以下のいずれかの要件を満たすものを大規模盛土造成地といいます。

1.谷埋め型大規模盛土造成地・・・盛土面積が3,000平方メートル以上のもの

谷埋め型

2.腹付け型大規模盛土造成地・・・盛土をする前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5m以上のもの

腹付け型

大規模盛土造成地マップ

大規模盛土造成地マップは下記から確認できます。(PDF版)
1.全体図
2.拡大図1
3.拡大図2
4.拡大図3
5.拡大図4
6.拡大図5
7.拡大図6
8.拡大図7

Q&A

Q1:大規模盛土造成地に該当すれば危険ということですか。
A1:大規模盛土造成地マップは、昔の地形図と今の地形図を重ね合わせて作成し、大規模盛土造成地に該当するものを抽出したもので、マップに示された箇所が必ずしも危険というわけではありません。

Q2:大規模盛土造成地に該当しなかった箇所は安全ですか。
A2:マップで示された箇所は、大規模盛土造成地に該当するものを抽出した範囲です。そのため、宅地の安全性を保障するものではありません。また、大規模盛土造成地に該当しない、盛土による造成地は存在します。

Q3:自分の敷地が大規模盛土造成地の範囲内にあるか確認できますか。
A3:公表しているマップは、大規模盛土造成地のおおよその位置を示すもので、地形図の精度や誤差もあることから、個別の敷地の特定はできませんので、ご了承ください。

Q4:大規模盛土造成地に該当している場合、土地の造成や建築物等の建築は可能ですか。
A4:大規模盛土造成地であっても、土地の造成や建築物等の建築に制限はありません。

Q5:宅地建物取引業法に規定する重要事項説明書に記載する必要はありますか。
A5:大規模盛土造成地について、重要事項説明書に記載する必要はありません。なお、宅地建物取引業法では、重要事項説明書に「造成宅地防災区域の有無」を記載することとされていますが、長崎市には、2019年6月末現在で、「造成宅地防災区域」に指定した区域はありません。

お問い合わせ先

建築部 建築指導課 

電話番号:095-829-1174

ファックス番号:095-829-1168

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(18階)

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