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更新日:2016年11月28日 ページID:029126
平成25年2月27日
長崎市片淵2丁目18番地18号
心田庵は、唐通事の何兆晋(がちょうしん)が現在の所在地である長崎片淵郷に創建した別荘である。何兆晋は、寛永5年(1628)に長崎に来た住宅唐人・何高材(がこうざい)の長男であり、万治元年(1658)唐小通事となった。父・高材とともに清水寺本堂の寄進を行ったことでも知られる。
当地は、長崎の茶道において重要視された由緒があり、天和2年(1682)紀年の『心田菴記』や、文化14年(1817)紀年の『心田菴図』など、当地に関わる資料も残されている。
心田庵は建物及び池泉(ちせん)回遊式の庭園からなり、建物を通じて庭園を眺めるという、景勝地の要素も有している。
備考
バス「心田庵入口」下車徒歩3分
バス「経済学部前」下車徒歩5分
※心田庵周辺に駐車場はなく、車道にも面しておりませんので、公共交通機関をご利用ください。
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