ここから本文です。
更新日:2013年3月1日 ページID:004267
近年、長く放置され、周辺の住環境を悪化させている建築物が増え、それに伴い、老朽化による倒壊や屋根トタンなどの飛散による被害も増えています。
建築基準法において、建築物の所有者などは、その建築物を常に適法な状態に維持するように努めなければならないことになっていますが、所有者の死亡や転居などにより空き家のまま放置され、その後も経済的な理由で適正に管理されていないケースがあります。
管理を怠ると、建築物の老朽化が早まり、瓦や外壁などが落下・飛散することがあり、その場合には、歩行者や近隣住民・住宅に被害を及ぼすことも考えられます。
建築物の所有者などが管理責任を果たさず、他人に損害を与えたときは、自然災害による事故であっても賠償責任が生じる場合があります。
特に、梅雨や台風の季節の前には建築物の点検を行い、危険な個所は事前に修繕を行うなど、未然の事故防止に努めましょう。
より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く