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更新日:2013年3月1日 ページID:010242
川原大池(かわはらおおいけ)公園
宮崎町969-1
「川原大池」は野母崎半島県立公園の中心に位置し、清流と緑と太陽、青い海など豊かな自然があふれ、古くから神秘的な阿池姫伝説が言い伝えられています。広さ13ヘクタール、周囲約1.9キロメートル最大水深約9メートルの長崎県内最大の天然の淡水湖で、野鳥や淡水魚が多く生息し、一帯にはハマナツメをはじめとするオオクグ、テツホシダなど貴重な植物が多く、「川原大池樹林」として、長崎県指定の天然記念物になっています。湖畔の遊歩道を散策すれば、季節によってさまざまな水と森の自然にふれ合うことが出来ます。また、公園内にはは珍しい蛇紋岩海岸に面して川原海水浴場やキャンプ場があり、シーズンにはバードウォチング、キャンプ、海水浴や夏祭りなどで賑わっています。
106台
普通:有り、多目的:有り
長崎駅より長崎バス川原行き「川原公園前」バス停まで約50分、下車後徒歩5分。
今も川原の人々に語りつがれる”阿池姫”の哀しい伝説「阿池姫伝説」今より約千年ほど前、旧川原村の領主高満の娘である阿池姫が船もろとも沈んでしまいました。その後、阿池姫は竜に姿を変え、村の守護神となったという伝説にまつわる川原大池は、別名竜ヶ池ともいわれています。
二百年の伝統をもつ蚊焼鍛冶の鍛造技術を活かして製作した欧風の鉄製モニュメントで、エキゾチックな長崎らしい工芸品として開発製作されました。
(補足)蚊焼鍛冶の歴史蚊焼鍛冶は江戸時代に始まったと言い伝えられます。当時の刀匠、吉田左馬ノ守直種の弟子が、刃物の焼入れに適した蚊焼の水と焼刃土を利用して、良質の刃物を作り上げました。以来、刃物の郷としての布石がなされ代々盛んになりました。長崎開港と同時に、南蛮刀の技も取り入れ「切味」に「ねばり」を加えた他に類を見ない製品を作り出し、現在では他県の同業者の見学も頻繁となっています。
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