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更新日:2023年3月27日 ページID:031144
景観専門監が過去10年間に監修した長崎市の主要な事業などを掲載しています。ぜひご覧ください!
長崎市景観専門監レポートVol.2(2013-2022)(PDF形式 4,352キロバイト)
前回作成分は下記をご覧ください。
長崎市景観専門監レポートVol.1(2013-2017)(PDF形式 4,069キロバイト)
景観専門監とは、長崎市という行政組織の中(インハウス)に設置された、景観デザインという専門的な観点からの監修者(スーパーバイザー)です。今後、我が国でも増加していくであろう「インハウス・スーパーバイザー」という職能のモデル的存在と言えます。
受け入れ窓口は「まちづくり部景観推進室」が担っており、室内にデスクも設置されていますが、景観専門監自身はいずれの部局にも属さずに、あらゆる部局の事業を監修対象としています。
長崎市景観専門監は、九州大学持続可能な社会のための決断科学センター特任准教授である髙尾 忠志氏が、平成25年4月より就任しています。
景観専門監に与えられたミッションは2つです。ひとつは「長崎市が行う公共事業のデザインの指導と監理」、もうひとつは「長崎市職員の育成」です。
自治体が運用する一般的な景観アドバイザー制度や有識者会議等では前者のみがその役割となりますが、この2つのミッションに一体的に取り組む点が景観専門監という仕組みの重要な特徴です。市職員一人ひとりが、長崎市の未来をつくっていく主要な人材であるからです。景観専門監は、地域の未来に貢献する「良い公共空間」だけでなく「良い人材」も残していくことをミッションとして与えられています。
景観専門監制度は平成25年4月より運用しており、10年が経過いたしました。景観専門監レポートは、これまでの振り返りとして景観専門監設置の背景から、仕組みや役割、考え方、人材育成、そしてこれまで監修したプロジェクトなどについてまとめたものです。
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