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更新日:2019年1月4日 ページID:004266
地震はいつどこで発生するかわかりません。ひとたび大規模な地震が発生すると、建物倒壊やライフラインの寸断、火災の発生など甚大な被害をもたらします。
「地震防災マップ(揺れやすさマップ、地域危険度マップ)」では、地震発生時の揺れやすさなどをまとめています。
揺れやすさマップではお住まいの地域の地震発生時の揺れの大きさなどが確認でき、地域危険度マップでは建物の全壊率(被害)の状況を確認することができます。
建物の診断・改修や家具の転倒防止対策など、日頃からの備えにお役立てください。
避難施設情報、津波浸水想定情報等は長崎市防災情報マップをご覧ください。
基礎となる地図については、国土地理院の電子地図(H16.9.1刊行:現時点での最新版)を使用しているため、合併した旧町地区については、旧町の表示になっております。ご了承ください。
揺れやすさマップとは、地震が起こった場合に地盤がどの程度揺れるのかを震度で表したマップです。
地形の特徴によって震度は判定されます。
*上記の数字をクリックすると、各地域の揺れやすさマップの拡大地図が表示されます。
地域危険度マップとは、地震動によって建物が壊れたり傾いたりする危険性の度合いを全壊率で表したマップです。
この全壊率は、「地域ごとの震度」と「建物の構造や建築年度」によって判定し、地域ごとに色分けしたものです。
全壊率の数値が大きくなるほど、地図の色分けが「青色」から「赤色」になっています。
「赤色」になるほど建物が受ける被害が大きくなる傾向にあります。
*上記の数字をクリックすると、各地域の地域危険度マップの拡大地図が表示されます。
地下水位が高く、地下にゆるく堆積した砂地盤等が、地震によって激しく揺られた場合に、一時的に液体のように軟らかくなってしまう現象をいいます。
これまでに全国では、地震によって液状化現象が発生し、建物等の沈下や傾斜、地中のマンホールの浮き上がり等の被害が生じた事例があります。
出典:地盤調査研究推進本部ホームページ
(https://www.jishin.go.jp/)
一般的に、この液状化現象は、次の条件が全て揃った場合において、大きな地震が発生し、地盤が激しく揺られた場合に発生すると言われています。
○砂地盤であること(少なくとも地下に2~3mの浅い位置に砂層が存在すること)
○砂がふんわりと溜まっていて締め固まってないこと(N値(※)が低いこと)
※地盤の強度等を評価する指標となる数値
○こうした緩い砂の層が地下水に満たされていること
液状化現象への備えについては、地盤調査や対策工事に要する費用負担を含めて、皆さんの自己責任において判断して頂くことになります。
長崎県内においては、長崎県地震等防災アセスメント調査に基づき、一般的に指摘される液状化現象の可能性程度の傾向を示す情報が長崎県ホームページに掲載されています。ただし、 液状化現象のおそれ等については、地盤の状況によって敷地ごとに異なる場合があるとされていますので、参考にしていただき、皆さんの防災対策の備えにお役立て下さい。
より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く