<バテイさん>
皆さんこんにちは。
議会の運営は、法律や条例などに基づいて行われていますが、そのほかにも、永年の積み重ねによって生み出された、円滑な運営のために必要な共通の法則があります。
それが、今回お話しする「会議の原則」です。
会議の原則には次のような例があります。
- 「会議公開の原則」・・・議会の会議は公開が原則であること。
- 「定足数の原則」・・・議員の定数の半数以上の出席がなければ会議を開けないこと。
- 「議員平等の原則」・・・議会を構成する議員は、対等であること。
- 「過半数議決の原則」・・・議会の議決は、出席議員の過半数で決する原則のこと。
- 「一事不再議の原則」・・・一旦議決した議案と同じ目的で同じ内容の議案は、同じ会期中には審議・審査しないこと。
- 「会期不継続の原則」・・・議会は会期ごとに独立していて、1つの会期中に議決しなかった議案は次の会期に継続しないこと。
- 「討論交互の原則」・・・討論の際、反対意見、賛成意見の順に交互に発言させること。
などなど
これらの原則には例外もあります。今後、それぞれをこのコーナーで詳しくお話ししていきます。
※ 説明の中でわからない用語は「議会用語集」をご覧ください。
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