本文
遠藤周作さんは東京で生まれたけれど、長崎を舞台にした小説をたくさん書いた作家だよ。12 歳でキリスト教の洗礼をうけて、キリスト教がどのようにしたら日本人に受入れられるかをテーマに書いた、日本を代表するキリスト教作家の一人だよ。
遠藤さんは江戸時代の⾧崎でキリスト教を密かに信仰する人たちのことを描いた小説「沈黙」が代表作の一つと言われているよ。
江戸時代には、キリスト教を信じることが禁止されていたんだ。江戸幕府は取締りのため、キリストや聖母マリアなどの絵が描かれた踏絵を踏ませて、隠れてキリスト教を信じている人を見つけようとしていたんだよ。
キリスト教を信じる遠藤さんは⾧崎に来て、「グラバー園」の近くの資料館にあった踏絵を見て強いしょうげきを受けて「沈黙」を書いたんだ。

遠藤周作文学館は、キリシタンの歴史が残る外海地区にあるよ。
外海地区は「沈黙」の舞台になったと言われる場所なんだ。
きれいな海をながめながら、遠藤さんの人生や、長崎の歴史について考えてみよう。