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伊藤元市長が、突然の凶行により命を奪われた日から、18年が経過しますが、時が過ぎ、まちが変化しようとも、あの事件に対する強い憤りと深い悲しみは、決して忘れられるものではありません。
長崎のまちは、今年で被爆80周年を迎えますが、核兵器のない平和な世界の実現のために、国際平和都市長崎から力強く発信し、情熱的に奮闘されていた伊藤元市長の想いは、今もなお、私たち市民の心の中に脈々と生き続けています。
伊藤元市長の安らかなるご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、あのような悲惨な事件が二度と繰り返されることがないよう、長崎のまちからあらゆる暴力を排除するという強い決意を持って、これからも市民の皆様とともに、暴力のない、安全で安心して暮らせる社会の実現に向けて全力を尽くしていきます。
令和7年4月16日
長崎市長
鈴木 史朗