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更新日:2018年4月13日 ページID:005153
平和公園は、長崎駅の北約2.5キロメートルに位置する面積約18.5ヘクタールの総合公園です。昭和24年に施行された長崎国際文化都市建設法に基づき、原爆の実相を訴えるとともに、世界平和と文化交流のための記念施設として昭和26年に整備を行い、これまで国内外の多くの人々に親しまれてきました。
長崎市では、平成7年の被爆50周年を迎えるにあたりこの平和公園の再整備を計画し、平成6年度から9年度にかけて整備を実施しました。公園全体を街のなかの緑のシンボルとする「平和の森」づくりを基本に、国道206号をはさみ、東西2地区に大きくわかれる公園の特性を充分考慮するとともに、公園建設当初の趣旨を尊重しながら新たな公園づくりを進めました。現在、平和公園は、次代を担う子供たちの貴重な平和学習の拠点として、また祈りと願いにあふれたやすらぎの場として多くの人々に利用されています。
願いのゾーン 祈りのゾーン 学びのゾーン スポーツのゾーン 広場のゾーン
平和公園の東地区は、祈念像地区、中心地地区、長崎原爆資料館地区のそれぞれを「願いのゾーン」「祈りのゾーン」「学びのゾーン」と位置づけ、3地区の一体性、連続性に配慮した整備を行いました。西地区は「スポーツのゾーン」として、市民総合プール、ラグビー・サッカー場、野球場(県営)を再整備するとともに、陸上競技場の周辺を「広場のゾーン」と位置づけ、将来的にはスポーツレクリエーションも楽しめる交流の広場として計画しています。原爆の悲惨さを訴え、平和を願う心を育て、ふれあいながら平和の大切さを実感する。平和公園は、時代を超えて平和の尊さを発信する拠点として、また新たな歴史を刻みはじめています。
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