概要
- 平成34年予定の新幹線の開業に伴い、大きくまちなみが変化する長崎駅周辺エリアを対象として、「新しい長崎の玄関口」にふさわしい魅力あるまちなみ景観と、機能的な都市空間を創りだすため、今後、エリア内で整備される駅や駅前広場、道路、建築物や工作物など、空間を構成する様々なもののデザインについて、市民・事業者・行政が共有すべき方針や心得などを「長崎駅周辺エリア デザイン指針」として定めました。
- 長崎駅周辺エリアで行われる空間整備のうち重要な案件については、関係者間でそのデザインを話し合いながら調整していきます。その際の“目指すデザインの方向性”を示すものとして、このデザイン指針を用います。また、当エリア内の民間開発においても、未来に誇れる新しい長崎の玄関口をともに創り出していくために協議・調整の参考にしていただきます。
- そのため、市民・事業者のみなさんには、本デザイン指針について理解を深めていただき、長崎駅周辺エリアの魅力を高めるためにご協力をお願いします。
長崎駅周辺エリア デザイン指針
- デザイン指針は、より良いまちをつくっていくための「基本的な考え方」と「まちの将来イメージ」を中心にとりまとめています。また、 「基本的な考え方」に示されたデザインを具体化する際に有効な取組みを「作法集」としてとりまとめています。
- 「作法集」については、今後デザイン調整会議等で「具体的な作法として重要である」と認められた取組みを追加掲載し、充実させていきます。
ダウンロード
長崎駅周辺エリア デザイン指針(全編)
デザイン調整
対象範囲
下図、緑線の範囲内(デザイン指針の対象範囲)において、下記「調整対象」にあたる行為を行う場合にはデザイン調整が必要となります。下記「調整の流れ」に従って、デザイン調整を行うようお願いします。
調整対象
※ただし、座長が必要と認めるものはこの限りではありません。
※建築行為等とは、建築物及び工作物の新築、新設、増改築、外壁全面の2分の1を超える意匠の変更(色彩の変更、模様替えを含む)等を指します。
※調整対象とする工作物の種類は、長崎市景観条例に準じます。
※区画整理区域内(橙の範囲)においては、屋外広告物についてもデザイン調整を行います。
調整の流れ
- 主な調整の流れは下記フローチャートのとおりです。
- デザイン調整が必要な事業を行う場合には、設計変更が可能な出来るだけ早い時期にご相談をお願いします。
- 調整の際には、建築物の高さが20mを超えるものは、長崎市景観条例に基づく事前協議書(それ以外は、事業概要書)と下記の添付図書を2部ご提出頂くようよろしくお願いします。
提出図書
回答書
事業概要書及び添付書類を基に協議を行い、調整が必要な項目について長崎市より行為予定者に書面で通知します。調整内容について回答書を提出して頂き、協議が完了します。(※「事前協議書」を基に協議を行った物件については、不要です。景観計画区域内行為届出書を提出する際に、調整内容を反映させて提出してください。)
長崎駅エリアデザイン調整結果回答書(ワード形式:17KB)