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更新日:2024年7月10日 ページID:023993
没後50年特別企画展 第2弾 「清水崑と長崎」
令和6年7月9日(火曜日)~令和6年11月10日(日曜日)
長崎市出身の清水崑は、戦前から戦後にかけて活躍した漫画家です。
新漫画派集団(のち漫画集団)に所属し、政治漫画、似顔絵、子ども漫画、取材漫画、似顔絵、本の装丁、舞台美術など幅広い活動を行いました。
清水が絵の面白さを覚えたのは、長崎市立商業学校3年生の頃。教師の似顔絵を描き、それが校内で話題になりました。卒業後は、上京し、活動の拠点は東京になりましたが、ふるさと長崎への思いは変わらずにおりました。
月日は流れ、清水は60歳を目前にして、長崎で個展を開催するにいたります。ふるさとへの思いを込め「長崎の風景の行事」を題材にした様々な作品を制作しました。個展の実現には、商業学校時代の同級生の尽力や地元の協力と支えがありました。
今年で没後50年を迎える清水崑を偲んで特別企画展を開催します。第2弾となる今期は、当館所蔵の作品のなかから、長崎の行事を描いた作品を中心に、個展にあたって描いた下絵なども紹介いたします。また、長崎での活躍や交流を示す資料も併せて展示いたします。
この機会に、長崎市出身の漫画家清水崑を知っていただけましたら幸いです。
どうぞ和室の空間で、ごゆっくりとお楽しみください。
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