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長崎ランタンフェスティバルは、長崎新地中華街の人たちが、観光客が少なくなる冬の時期に、街に賑わいを創出するため、中国の旧正月(春節)を祝う行事として始まりました。もともと「春節祭」として、長崎新地中華街で行われていましたが、平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として、ランタンの装飾エリアなど規模を拡大し、現在では、約100万人の方が訪れる長崎の冬を彩る一大風物詩となりました。
これまで、このお祭りの費用は、企業・団体様からの協賛金により、支えられておりましたが、地域経済の疲弊により近年は減少傾向であり、さらに物価高騰の影響を大きく受け、機材の運搬・設営費などの経費が大幅に増加しており、このお祭りの最大の魅力であるランタンの購入さえも非常に厳しい状況にあります。
このような中、新しいランタンオブジェを製作するなど、オブジェ等の更新に取り組みたいと考えています。100年続くお祭りにするため、皆さまのご支援が必要です。何卒、ご協力よろしくお願いいたします。
ランタンフェスティバル等の更新(製作と改修)
事業期間:令和6年度~令和9年度
総事業費:1億円
※フェスティバル会場において、ご寄附いただいた企業名の掲載を予定しています。
「長崎ランタンフェスティバル」公式サイト<外部リンク>
長崎スタジアムシティプロジェクトは、三菱重工幸町工場跡地において(株)ジャパネットホールディングスが手掛けるスタジアム・アリーナを中心とした複合施設整備事業です。
開業により新たな雇用の創出、交流人口の拡大や市民の新たな楽しみの創出といったことが期待される、民間主体の地域創生モデルです。
提供:長崎スタジアムシティ
長崎スタジアムシティ開業による経済効果を最大化し地域経済等あらゆる分野への波及を目指し、「まちのにぎわい創出」へ繋げていくための各種事業を行うために活用させていただきます。
【例】スタジアムシティ内での特産品や観光地といった長崎の魅力発信に係る広告など
長崎スタジアムシティと連携して新たな「子どもの体験」の場を創出し、多様な学びに繋げていくための各種事業を行うために活用させていただきます。
【例】高校生スポーツ大会をプロ仕様のスタジアムやアリーナで開催するための支援など
「長崎スタジアムシティプロジェクト」公式サイト<外部リンク>
江戸時代末期から明治時代のわずか約50年の間に日本が近代化を成し遂げたことを証明する「明治日本の産業革命遺産」が、平成27年に世界文化遺産に登録されました。端島炭坑(通称:軍艦島)は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つであり、海底深くに埋蔵する石炭を採炭するためだけに開発された島で、炭鉱の閉山に伴い現在は無人島になっています。毎年のように台風の猛威に曝される過酷な環境にあるため、護岸や高層住宅群等の構造物が被災したり、土地が洗堀されたりする危険性があります。世界遺産の構成資産である端島炭坑を後世に引き継ぐため、長崎市は端島炭坑を囲む護岸の補強工事を行います。また、保全工法を検討する研究棟、遺物の保管庫、現場事務所の機能を有するシェルターを、端島炭坑や定期航路のある有人島である高島に設置します。
※ただし、これらはあくまで地方自治法第96条第1項第9号に定める「負担付きの寄附」(寄附の条件等として市が法的義務を負い、その不履行の際には寄附の効果に影響を与えるもの)としてでなく、「指定寄附」(寄附者が自らの寄附金について、何らかの使途を希望し、市としてこれを尊重し各プロジェクトの実施に活用させていただくもの)としてお受けするものであることをご了承ください。
「長崎を最後の被爆地に」することを目指し、被爆の実相・平和発信の拠点としての役割を担ってきた「長崎原爆資料館」は、平成8年の開館から今年で28年が経過しましたが、開館当初と比較して、戦争を遠い時代だと感じる世代が大多数を占めるようになりました。一方で、被爆者は年々減少し、平均年齢は84歳を超え、「被爆者のいる時代」から「被爆者のいない時代」へ移行しつつあります。長崎原爆資料館は例年約60~70万人に入館いただいていますが、その半数を占めるのが、修学旅行などで訪れる子どもたちです。長崎市では、これからも被爆者の思いを伝え続け、平和な世界を次の時代につなげていくために、時代やニーズに合わせた展示内容の見直しを行います。
原爆資料館展示更新事業
令和5年度 基本計画
令和6年度 展示更新基本設計
令和7年度 展示更新実施設計
令和8年度 展示制作・施エ
長崎市のあぐりの丘は、広大な敷地と自然があり、まちなかでは体験しにくい、自然や動物とのふれあいなど様々な体験ができます。
子どもたちが豊かな自然環境の中で、思いっきり遊びながら成長できる場所としての機能を高めるため、子どもの好奇心、自主性、想像力等を育み、天候に左右されずに子どもが安心して自由に遊び、交流等ができる施設として、「全天候型子ども遊戯施設(愛称:あぐりドーム)」を整備しました。
・事業期間 令和元年度~令和4年度(令和4年10月28日開館)
※あぐりドーム受付横に、ご寄附いただいた企業様の銘板を設置しています。
長崎半島において、白亜紀後期の三ツ瀬層(約8,100万年前)から国内初となる10m級のティラノサウルス科の歯の化石をはじめ、恐竜・翼竜など多種多様な化石が発見されています。
これらの資料は、長崎の自然史を描くうえで非常に貴重な財産であると専門家からも高い評価を受けています。
これらを市民の学習及び地域振興の資源として有効に活用するため、調査研究、資料の収集、展示、教育活動に資する恐竜博物館を市南部の野母崎地区に建設しました。
※恐竜博物館1階インフォメーション横に、ご寄附いただいた企業様の銘板を設置しています。
本事業は、地方創生推進交付金事業である「『交流の産業化』による長崎創生」にて行われるソフト面の取組みと一体的に実施するハード面の世界新三大夜景の魅力向上事業であり、両事業の実施により、観光のまち長崎の魅力を最大限に高め、観光業に従事する人材を育成するとともに、観光客の満足度を高め、さらなる国内外からの観光客の増加を促進させるものです。また、観光客の増加により、市内観光産業の活性化や雇用機会の創出につなげ、人口減少に歯止めをかけ、地域の活性化を図ります。
長崎のすり鉢状の地形が生み出す立体的な夜景、中でも稲佐山から視る夜景の美しさは国内外から高い評価を受けています。
平成24年10月に長崎市が世界を代表する世界新三大夜景都市として認定を受けて以来、稲佐山山頂展望台を訪れる観光客が年々増加しています。
本事業は、団体観光客に対応するため、夜景観光スポットへの新たな移動手段として、稲佐山中腹駐車場から稲佐山山頂付近までスロープカー(団体観光客を一度に80名運べるほか、バリアフリー対応で揺れも少ない乗り物)を整備し、団体観光客等の利便性向上を図り、長崎の夜景観光を推進するものです。
また、スロープカー車輌本体のデザインを日本人で唯一イタリアの高級モーターブランドであるフェラーリのチーフデザイナーを務めた奥山清行氏が行ったことで、ほかの施設にない、そのものが観光資源となる魅力的なデザインを導入でき、誘客等に寄与するものとなっています。
※中腹駅、山頂駅の両駅舎内の壁面に、ご寄附いただいた企業様の銘板を設置しています。