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特定健診等の用語解説
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特定健診等の用語解説(50音順・アルファベット順)
い
- イリョウヒテキセイカケイカク/医療費適正化計画
住民の健康増進や医療費の適正化を進めるため、6年を1期として、国において医療費適正化基本方針を定めるとともに、都道府県において医療費適正化計画を定め、目標の達成に向けて、取組を進めている。
- イリョウホケンシャ/医療保険者
加入者から徴収した保険料(税)と国からの収入によって、加入者が病気や怪我、出産または死亡したときに保険給付を行う事業主。国民健康保険や共済組合などがある。
か
- カクチョウキケツアツ/拡張期血圧
血液が心臓に戻るときの血圧(最低血圧、下の血圧)。
- キョケツセイシンシッカン/虚血性心疾患
心臓に血液を送る血管(冠動脈)が狭くなったり、詰まったりすることで、心臓に十分な血液が行き渡らなくなる病気のこと。「狭心症」と「心筋梗塞」の2種類がある。
- キョウシンショウ/狭心症
心臓を取り巻く血管が細く狭くなることで、心臓の筋肉に酸素や栄養素が十分にいかなくなり心臓の機能に障害が起こる。
く
- クウフクジケットウ/空腹時血糖
10時間の絶食状態で、糖尿病発見の手がかりとなる血液中のブドウ糖の量を調べる。
け
- ケッセイクレアチニン/血清クレアチニン
たんぱく質をエネルギーとして利用したあとに出る老廃物で、腎臓から尿中に排出される。クレアチニン値が高い場合は腎臓の機能障害が考えられる。
こ
- コウレイシャノイリョウノカクホニカンスルホウリツ/高齢者の医療の確保に関する法律
国民の高齢期における適切な医療の確保を図るため、「医療費適正化計画の作成」、「保険者による特定健康診査・特定保健指導の実施」、「前期高齢者に係る保険者間の費用負担の調整」、「後期高齢者医療制度」等が規定されている。
- コウニョウサンケッショウ/高尿酸血症
血中の尿酸値が異常に高くなった状態で、体のいろいろなところに結晶として蓄積していき、痛風を初めとする多くの障害を引き起こす。
- コクミンケンコウホケンダンタイレンゴウカイ/国民健康保険団体連合会
国民健康保険法に基づき、保険者が共同してその目的を達成するために設立された団体。公法上の法人で全国の都道府県に設立されている。保険者事務の共同処理を中心に国民健康保険および介護保険に関する業務を行っている。
- シシツイジョウショウ/脂質異常症
血液中に含まれるコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)などの脂質が、一定の基準よりも多い状態のこと。動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなる。
- シンキンコウソク/心筋梗塞
動脈硬化によって心臓を取り巻く血管がふさがり、心臓の筋肉が衰える。重症の場合は心不全などを併発し生命に危険が及ぶ。
- シュウシュクキケツアツ/収縮期血圧
心臓から血液が送り出されるときの血圧(最高血圧、上の血圧)。
せ
- セッキョクテキシエン/積極的支援
健診結果や問診に基づいて生活習慣改善の必要性が高い人(リスクが重なりだした段階)に行われる保健指導。健診結果の改善に向け、実践できる目標を選択し、3か月以上継続的に実行できるような支援が行われる。
ち
- チュウセイシボウ/中性脂肪
血液中の成分で、おもにエネルギーとして利用され、余りは脂肪として体内に蓄積される。
と
- トウニョウビョウセイジンショウ/糖尿病性腎症(DKD)
糖尿病の合併症の一つで、高血糖状態が続くことにより腎臓機能が損なわれ、血液中の老廃物を尿として排出できなくなり、最終的に腎不全となり透析が必要となる。
ど
- ドウキヅケシエン/動機付け支援
健診結果や問診に基づいて生活習慣改善の必要性が中程度の人(リスクが出現し始めた段階)に行われる保健指導。生活習慣の改善点や実践していく行動に気づき、自ら目標設定して行動できるような支援が行われる。
の
- ノウケッカンシッカン/脳血管疾患
脳の血管が障害を受けることによって生じる病気の総称。脳出血・脳梗塞等。
ふ
- フクイ/腹囲
内臓脂肪型肥満かどうかを調べるため、へその上の位置で息を吐いた状態で測定した値。男性は85センチメートル以上、女性は90センチメートル以上が基準値となる。
へ
- ヘマトクリット値
血液中に含まれる赤血球の割合のことで、貧血を判定するとともに、ほかの病気が潜んでいないかを調べる。
- ヘモグロビン値
血液中の成分で、貧血を判定するとともに、ほかの病気が潜んでいないかを調べる。
れ
- レセプト
「診療報酬明細書」の通称で、医療機関が「医療」という商品を売った対価としての費用請求書。疾病名、診療日数、診療行為など記載されている。
- ビーエムアイ/BMI
肥満度を表す国際的な指標として用いられる指数で、体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)で求められる。25以上を肥満、18.5未満を低体重と定義している。
G
- ジーオーティー/GOT
心臓や筋肉に多く含まれる酵素で、数値が高いと心臓や筋肉などの臓器の異常や障害が疑われる。
- ジーピーティー/GPT
肝細胞に含まれる酵素で、数値が高いとアルコール性肝炎や脂肪肝などの肝臓障害が疑われる。
H
- ヘモグロビンエーワンシー/HbA1c
過去1~2か月の平均的な血糖を調べる。飲食によってほとんど変動しないので、糖尿病が疑われたときの検査として有効。
- エイチディエルコレステロール/HDLコレステロール
血液中の成分で、血管内の悪玉コレステロールを取り去り、肝臓へ運んで排泄・処理し動脈硬化を予防する。善玉コレステロールともいう。
L
- エルディエルコレステロール/LDLコレステロール
血液中の成分で、量が多くなると血管の内側に付着してたまり、動脈硬化を進行させる。悪玉コレステロールともいう。
γ
- ガンマージーティーピー/γーGTP
タンパク質を分解し、肝臓の解毒作用に関与する酵素で、肝機能障害やアルコール性肝炎を発見する指標。
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