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現在、長崎市には、約5,000人(令和6年12月31日時点)の外国人の方が暮らしています。
外国人住民が増加するなか、国籍等の異なる人々が、互いの文化的差異を認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくためには、多文化共生のまちづくりが必要です。
長崎市では、第五次総合計画・前期基本計画において、めざす姿の一つに「外国人住民が暮らしやすい環境づくり」を掲げており、多言語による情報提供の充実や、生活支援と市民との交流機会の充実に取り組んでいます。
外国人住民の生活利便性を高めるため、「やさしい日本語」を含む4か国語(英語、中国語、韓国語)での情報提供を行っています。
「やさしい日本語」とは、やさしい日本語は、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。日本語の持 つ美しさや豊かさを軽視するものではなく、外国人、高齢者や障害のある人など、多くの人に日本語を使ってわかりやすく伝えようとするものです。
やさしい日本語の詳細はこちら<外部リンク>(出入国在留管理庁のホームページが開きます。)
長崎市、長与町及び時津町に在住又は市内に通勤若しくは通学する外国人が生活で使う日本語を無料で勉強できます。
市内で活動する国際交流団体や学生が海外の民族音楽や踊りを披露したり、団体の活動紹介や楽器の演奏体験など、さまざまな国の文化を体験できるイベントを実施します。
アメリカ、韓国、中国出身の国際交流員が日本語で講座を行います。
アメリカ、韓国、中国出身の国際交流員が、ご指定の場所へ行き、出身国の文化、生活習慣、社会情勢などのさまざまなテーマについて日 本語で楽しく紹介します。また、講話のほかに、料理体験講座も行っています。
青少年の皆さまが外国の文化にふれ、理解を深めていただくことを目的に、長崎市の国際交流員が市内の小・中学校を訪問し、出身国の文化、遊び、料理などのさまざまなテーマを日本語で楽しく紹介します。
長崎の子どもたちを姉妹都市・市民友好都市に派遣し、現地の人々との交流を通じ、文化・習慣などを肌で感じることで国際性を育むとともに、英語で被爆の実相や平和への思いを伝える力を高めることにより、次世代を担うグローバルな人材を育成します。