10月30日（木曜日）下水道ウォーターPPP導入可能性調査における民間市場調査（マーケットサウンディング）の説明会及び施設見学会を開催します

　長崎市は、令和7年度に「長崎市下水道施設等へのウォーターPPP導入可能性調査業務」を実施しています。そこで、ウォーターPPPのうち、管理・更新一体マネジメント方式（レベル3.5）の導入検討を進める上で、民間事業者の関心の把握、懸念点の把握、事業スキームの検討へ反映することを目的に、令和6年度の国土交通省のモデル都市における事前検討業務の結果を踏まえ、民間市場調査（マーケットサウンディング）として、アンケート調査を実施します。
　つきましては、長崎市下水道事業における官民連携に関心がある民間事業者を対象として、この民間市場調査（マーケットサウンディング）の説明会と施設見学会を10月30日（木曜日）に開催します。

　先着順に事前申込が必要です。詳細については次の開催案内文をご確認ください。

(1)説明会
　日時：令和7年10月30日（木曜日）9:30～12:00
　場所：長崎市役所7階大会議室（長崎市魚の町4-1） 180名収容
　　　　9:00～ 受付開始
　　　　説明会終了後、希望者を対象に参加の民間事業者間による名刺交換を行う時間を設けます。

(2)施設見学会
　日時：令和7年10月30日（木曜日）14:00～17:00
　場所：西部下水処理場（長崎市神ノ島町1丁目367番地11）
　　　　13:30～　受付開始
　　　　14:00　現地集合　14:00～15:00　西部下水処理場の施設見学会
　　　　南部下水処理場（長崎市戸町5丁目985番地）
　　　　15:30～　受付開始
　　　　16:00　現地集合　16:00～17:00　南部下水処理場の施設見学会

(1)説明会、(2)施設見学会は共通の申込フォームです。
参加申込は長崎市電子申請サービスからお願いします。
会場の都合上、参加は1企業2名まででお願いします。
定員180名で、会場の都合上、先着順とします。
(1)説明会と(2)施設見学会共通の資料（実施要領、アンケート調査票、参考資料）は10月上旬頃を目途にホームページで公表します。会場で資料の配布はありませんので、各自印刷して当日ご持参ください。

参加申込締め切り：令和7年10月10日（金曜日）17時まで。会場の都合上180名先着順

(2)施設見学会に参加される方は、施設見学会案内図をご確認ください。

　国の「PPP/PFI推進アクションプラン」が令和5年6月に改定され、公共施設等運営事業（レベル4、コンセッション）と同方式に準じる効果が期待できる管理・更新一体マネジメント方式（レベル3.5）（両者を総称して「ウォーターPPP」という）を推進する方向性が示されました。
　ウォーターPPP導入が、令和9年度以降の汚水管改築に係る交付金要件化となりました。
　長崎市は、令和6年度に国土交通省から下水道ウォーターPPPの導入事前検討に向けたモデル都市のひとつに選定され、国土交通省が委託するコンサルタントから事前検討の支援を受けました。
　この結果を踏まえ、令和7年度に、下水道ウォーターPPP導入可能性調査を行い、対象施設・業務範囲等の方向性を検討します。
　導入可能性調査における主な検討内容は以下の（1）～（5）のとおりです。
（1）維持管理と更新事業に係る情報の収集・整理
（2）地元企業が参入可能な官民連携事業スキームの検討
（3）官民の役割分担・リスク分担の検討
（4）民間市場調査（マーケットサウンディング）
（5）導入評価

（1）事前検討の内容について
ア　事業・経営の課題を抽出し、地元企業が参入可能な事業スキーム等の検討・整理
イ　地元企業を含めた民間事業者等への意向調査（プレマーケットサウンディング）
ウ　今後の導入検討の進め方の検討・整理など

（2）プレマーケットサウンディングの結果概要
ア　管路、処理場、コンサルタントの39社（地元企業25社、大手企業14社）すべてから回収しました（回収率100％）
イ　地元企業25社向けに、ウォーターPPPの理解を深めてもらうため、説明会を開催しました
ウ　39社のほとんどが長崎市の下水道ウォーターPPPに高い関心がありました
エ　一つの処理区、または複数の処理区を対象にしてほしいとの意見が多くありました
オ　下水処理場は包括的民間委託をすでに導入していることから、下水処理場を対象施設にしてほしいとの意見が多くありました
カ　更新実施型または更新支援型の両方を希望する意見がありました

令和6年度の国のモデル都市における事前検討を踏まえ、令和7年度に下水道ウォーターPPP導入可能性調査を行います。

長崎市上下水道事業に関するPPP/PFI提案窓口を設置しています。