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第3回企画展「さまざまなる世界(1)」
平成16年5月から開催しました第3回企画展では、神との関わりにおいて人間の本質を抉るシリアスな作品のみならず、娯楽性に富んだユーモアあふれるエッセイなど、32歳で芥川賞を受賞して以来、73歳で没するまでほぼ休むことなく執筆活動を続けた遠藤周作について、その多岐にわたる作品をコーナーごとに展示しました。
また、「患者の玄人」と自称し、現在もボランティアグループによる活動が継続している患者の立場に立った医療運動や、劇団・囲碁などにまつわる文学以外の活動など、多面的な遠藤周作像を紹介しました。
(コーナー紹介)
- 純文学の世界
- 歴史小説の世界
- 戯曲の世界
- 狐狸庵・ユーモア小説の世界
- 心あたたかな病院運動
- 遠藤周作と遊びの世界