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各地区の歴史概況と景観概況(三和)


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ページID:0001897 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

長崎市各地の歴史概況と景観概況 (7ページ)

  1. 長崎中部
  2. 長崎東南部
  3. 長崎北西部
  4. 琴海
  5. 外海
  6. 野母崎
  7. 三和(このページ)
  8. 香焼
  9. 伊王島
  10. 高島

7.三和地区

(1)歴史概況

三和地区

蚊焼・為石漁港を中心に、古くから定置網漁業が盛んで、活きのいい蚊焼ぶりやひおうぎ貝は有名です。近年では養殖漁業が中心になり、「獲る漁業」から「育てる漁業」へと様変わりしています。

蚊焼鍛冶

また、江戸時代に始まったと伝えられる蚊焼鍛冶は、三和地区の特筆すべき伝統工芸です。当時の刀匠・吉田左馬ノ守直種の弟子が、刃物の焼き入れに適した蚊焼の水と焼刃土を利用し、良質の刃物を作り上げ、その後代々盛んになりました。現在では4軒の鍛冶屋の職人が伝統の技を守り続け、南蛮ボードとともに特殊な模様の包丁「業物(わざもの)」が特産品となっています。

(2)景観概況

1.蚊焼のまちなみと深堀三和線からの眺望景観

蚊焼のまちなみ

蚊焼は漁村集落で、海辺には煉瓦や石塀が残されています。深堀三和線は、伊王島、高島、軍艦島などの島々が見られ、ダイナミックに変化する眺望景観が連続します。

2.川原大池の自然林と円礫浜海岸と集落の景観

川原大池の自然林と円礫浜海岸と集落

川原、宮崎の海岸は礫を中心とする浜堤で、背後地の川原大池は、ラグーンが発達したものです。一帯は樹林に覆われ、昆虫や野鳥が豊富です。